2021-01-01から1年間の記事一覧
令和3年、MUGEプランニングの落語・演芸公演にお越し頂きありがとうございました。1月1日より、令和4年度(4月1日から令和5年3月31日まで)のムゲプラ友の会会員募集を行ないます。入会なさると先行予約・割引などの特典が受けられますので下記の要項を…
日本の北半分が真っ白な雪化粧に染まり、寒さに震えたこの日の名古屋。年の瀬のあわただしい中、MUGEプランニング今年最後の公演を開催しました。と言ってもいつもの大須演芸場ではなく。那古野の円頓寺レピリエでの昼夜公演。チラシタイトルに「MUG…
一年に一度の神田伯山独演会、昨年コロナの関係で会場が上山田文化会館になりましたが、今年は北野文芸座にて二年ぶりに通常通り行うこととなりました。 当オフィスはコロナ対策、ならびに転売防止の観点からチケットぴあ、イープラス、ローソンチケットなど…
早いもので菊之丞師匠の独演会を手掛けて5年が過ぎました。西文化小劇場で1回、大須で10回の計11回を過ぎ改めて菊之丞師匠の落語家としての安定感に感服しています。 こんなことをいうのは席亭としてはいけないのかもしれませんが、こういう仕事をしている…
「若手の頃、バス旅行の余興に辰ちゃんと行ったんですよ。何とかうけないといけないと思って●×クイズとか考えたりして。辰ちゃんが考えたクイズで一番鮮明に覚えているのが 春〇亭小〇はオカマである もちろん正解は×ですけど。」 同期の扇辰師匠との思い出…
今から32年前の1989年、前田、高田、長州らが離脱して選手層の薄くなった新日本プロレスが、若手の成長を期待して後楽園ホールで開催した公演があった。その名も「夢☆勝ちます」略して「夢☆勝ち」。命名したのは当時リングアナウンサーとして人気だったケロ…
何年か前、TBS落語研究会で、雲助師匠の「芝浜」を聴いた。うちの連れ合いは、「芝浜」という噺が嫌いだ。夢ですべてを片付けようとするにはストーリーに無理があり、そもそも飲んだくれがそんなにすぐ改心するわけない。談志師匠は、改心なんかしていな…
今や落語界で人気の若手と言えば春風亭一之輔師匠。彼を輩出した一門、一朝一門には個性的な弟子が多数存在しています。その中でも近年、その存在感を一気に押し上げているのが10番目の最後の弟子、春風亭朝枝さんです。どこか歌舞伎役者をほうふつさせるル…
一晩経っても、あの感動が冷めやらない夜を迎えています。夜になってコンクリートの床から冷える演芸場を、ほっこり温めて下さった名人二人。開演前の控室で、それまでのネタ帖をご覧になっていた松鯉先生が、ふいに「じゃあトリなら今日は、肉付きの面をや…
◎お待たせいたしました。2022年度の現在決定している落語会の情報です。スケジュールに書き留めておいてくださいませ。 【1月】 1/9(日)13:30玉川太福独演会 大須演芸場全席指定 ¥3,500 玉川太福 新作&古典浪曲ゲスト 坂本頼光(活動弁士)<10/20(水)…
入船亭小辰・真打への道・・・今年から開始した企画は、東海のお客様に彼の実力を認知して頂き、真打になってからも末永く贔屓にしていただきたいとの思いから始めたものです。落語界は長らく落語協会主流の流れで推移してきました。所属の落語家さんも落語…
「こちらから先にチケットを送り致します。中に郵便振替用紙を入れておきますので、郵便局よりお振込み下さい」(この口座にはネットバンキングからも振り込みは可能です) MUGEプランニングのチケット受け渡しのシステムです。15年ぐらい前から、ずっと…
一年に15回ほどは、大須で公演をさせて頂きます。立地、雰囲気、収容人数、どれをとってもこの会場が一番、名古屋で落語に似合っていると思っているから。それぞれの公演に名称を付けますが、あまり「名人会」とつけることはありません。名人かどうかはお客…
日曜日は大須、きく麿鯉八兄弟?会。前日の骨太感とは裏腹な、ふわふわした新作の競演を予想していた二人会が、まさかこんな濃いものになるとは想像もしていませんでした、お二人が会場入りしてまず、オープニング「顔が似ているトーク」をしていただけない…
結果的に、この日になってよかったのかも知れません。 17:30から行われた辰のオトシゴは、4.25からの延期公演。実は延期の理由がコロナではなく小辰さんのダブルブッキングであったということは、ともすればご本人の士気をそいでしまうのではないかと心配し…
落語界が大きく動いた年と言えば、昭和53年の落語協会分裂騒動。そこから圓楽一門が派生し、さらに真打昇進試験が導入され、その不明瞭さから立川談志師匠が脱退、立川流が生まれる。そんな激動の中、一朝師匠は落語協会の二つ目時代を過ごしていました。真…
名古屋駅から東へ1km、高速道路沿いの一区画に位置する昔ながらの古民家。そこを改造した小さな演劇スペース「円頓寺レピリエ」は、これからの落語界の中心に立とうという若者が日夜しのぎを削り、その情熱に触発された若年層のファンが詰めかける注目スポ…
4/11、一之輔師匠は長野県千曲市、上山田文化会館で独演会でした。いつもの会場、長野・北野文芸座が昨年コロナ対策50%でしか使えなかった流れで、今年もしもまた感染が広がったら会の中止につながるという懸念から、50%で最初から行うことのできる場所、…
一年前の4/18にコロナの影響で中止になった兼宮会は、前回の10/25とこの日ののどちらかに振替の形をとって延期になっていました。その一年の間に、宮治さんは記者発表し、単独の真打昇進が決まりました。はからずもMUGEプランニングで3/20で首都圏の寄席…
きちんとしたお辞儀、微笑みを絶やさないそのお人柄。講談界で二人目の人間国宝は、岐阜羽島に降り立った時に開口一番、このように話されました。 「大野伴睦先生の銅像はどこにありますか」 私がその方向に指をさすと松鯉先生は深くうなずかれ、「あの方が…
今年もMUGEプランニングの公演をご利用いただきありがとうございます。6/23現在の年間決定公演は以下の通りです。 ◎主催公演 ※6/29(火)18:45 三遊亭兼好 笑福亭由瓶二人会 (大須演芸場)※7/10(土)14:00 玉川太福独演會 (岐阜市文化センター和室…
落語には、古典と新作があります。もちろん作られた時は全て新作で、長い年月を経て、時代背景が違ってきても、多少の手を加えつつも現在まで生き残ってきたものが「古典落語」と呼ばれているわけで、それだけよくできていて、笑いどころも多いわけです。 対…