2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧
早いもので菊之丞師匠の独演会を手掛けて5年が過ぎました。西文化小劇場で1回、大須で10回の計11回を過ぎ改めて菊之丞師匠の落語家としての安定感に感服しています。 こんなことをいうのは席亭としてはいけないのかもしれませんが、こういう仕事をしている…
「若手の頃、バス旅行の余興に辰ちゃんと行ったんですよ。何とかうけないといけないと思って●×クイズとか考えたりして。辰ちゃんが考えたクイズで一番鮮明に覚えているのが 春〇亭小〇はオカマである もちろん正解は×ですけど。」 同期の扇辰師匠との思い出…
今から32年前の1989年、前田、高田、長州らが離脱して選手層の薄くなった新日本プロレスが、若手の成長を期待して後楽園ホールで開催した公演があった。その名も「夢☆勝ちます」略して「夢☆勝ち」。命名したのは当時リングアナウンサーとして人気だったケロ…
何年か前、TBS落語研究会で、雲助師匠の「芝浜」を聴いた。うちの連れ合いは、「芝浜」という噺が嫌いだ。夢ですべてを片付けようとするにはストーリーに無理があり、そもそも飲んだくれがそんなにすぐ改心するわけない。談志師匠は、改心なんかしていな…
今や落語界で人気の若手と言えば春風亭一之輔師匠。彼を輩出した一門、一朝一門には個性的な弟子が多数存在しています。その中でも近年、その存在感を一気に押し上げているのが10番目の最後の弟子、春風亭朝枝さんです。どこか歌舞伎役者をほうふつさせるル…