MUGEプランニングのたまさかブログ

東海・中部地区で落語公演を開催しているオフィスのブログ

「バットとボール」みたいな二人会~朝枝・二豆二人会

一晩経っても、まだ充実感が続いている。日頃からいつも言っている、1+1が5にも10にもなる組み合わせ、それが現実となった日。そんな雰囲気がお客様に伝わったのか、会場は超満員で熱気がむんむん。 会うのも初めて、というお二人ということで、かたさをほぐ…

【天皇誕生日に、協会を超えた親友の会。】~扇遊・鯉昇二人会

前回初めてこの会を企画した時に、お客様から「珍しい組み合わせだね」と言われました。そのお客様はそんなにお詳しい方ではなかったので、落語協会のベテランの方と芸術協会の爆笑王の組み合わせを、意外に映ったんだと思います。実際それまで扇遊師匠は、…

第1回「扇橋報告」、初めてのゲストは「先輩の川上さん」。

学生時代の思い出を語る時、記憶に残っているのはたいてい高校か大学時代。ある程度人間形成ができつつある時期だからなのか。喬太郎師匠も、志らく師匠も、昇太師匠も、あの時代をよく語っている。 10代入船亭扇橋師匠の母校は日本大学芸術学部。「ニチゲイ…

【2/12大須演芸場 夢丸とゆかいな仲間たち】

三笑亭夢丸は、芸協の良心である。 新潟の一番北から上京し、先代夢丸に入門。その朴訥な人柄と人並外れた努力の積み重ねで今の地位を築いた、そんな夢丸師匠。前座時代は「本当にあのアニさんにはお世話になった」と小痴楽師匠に言わしめ、馬るこ師匠の自費…

【謹賀新年】MUGEプランニング「ムゲプラ友の会」令和5年度会員募集について

あけましておめでとうございます。平素よりMUGEプランニングの公演をご愛顧いただきありがとうございます。本年もしっかりしたコンセプトの公演を企画し、大須演芸場、また円頓寺レピリエほかで開催していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願い申し…

【令和4年の御礼】

今年ももうまもなく暮れようとしています。今年ほど、お世話になった方、身内、人生に影響のあった方が亡くなってしまった年は他にありませんでした。 特に下半期、9月1日に母が、9月30日に円楽師匠が、10月1日に猪木さんが亡くなられ、自分の身辺もいろいろ…

【東西若手交流その参】~朝枝・二豆二人会

先に書いた「東西落語交流企画」と同時期に、この「東西若手交流企画」もスタートしました。江戸の若手と上方の若手を競わせる企画、となればこの二人。年齢は8歳違いますが、弟子入りは一年違い。どちらも丁寧な落語を演じます。ただ、見た目は全く両極端。…

【1+1は5にも10にもなる。それを喜楽館で証明したい。】

「笑福亭由瓶・三遊亭兼好」。「笑福亭松喬・入船亭扇辰」。「笑福亭松喬・柳家喬太郎」。昨年は名古屋で、東西の二人会を何回か行ないました。若手も含めると、その倍以上は開催しました。「二人会は、組み合わせによって1+1が、2.3だけじゃなく5にも10にも…

【今を認め、先を睨む。MUGEプランニング最終公演。】

令和4年の最終公演が終わりました。 円頓寺レピリエ、キャパがマックス25人。寒さで凍えそうな土日。あたりまえのことですが、黒字になるはずのない公演です。でも、東海地区に根を下ろしてはや15年、私どもが公演をして生計を立てていられるのはこの地のお…

【1/14(土)14:00 ヤバすぎ新作6 】~定着するまで継続を~

MUGEプランニングの主催公演は、大きいもの、小さいものを合わせて一年間に約40ある。その傾向は、間違いなく明確に2つに分けられる。 黒字になる公演 と 赤字になる公演 である。どの公演が黒で、どの公演が赤かという細かい話はさておき、大別すること…

1/8・14:00 新春一発目は玉川太福大須独演會でスタート!

毎回毎回同じことを繰り返すようですが、神田伯山に続く逸材はこの人です。玉川太福、彼には、芸の確かさのほかに、探求心があります。浪曲師は古典浪曲のネタを稽古していればいい、そんな時代はとっくの昔に終わっています。今、浪曲界の最前線で活躍して…

【1/22(日)ロッテOB、水上さんと南渕さんのトークショー詳細】

ロッテ球団のファンになって50年以上になります。今回、縁あってロッテオリオンズの名ショート、水上善雄さんとマリーンズ初期の名セカンド、南渕時高さんのお二人をお招きして名古屋でトークショーを行なうことになりました。 日時 令和5年 1月22日(日)14…

【2023年 MUGEプランニング公演一覧】~4月・5月・6月

【4月】 15(土)14:00 神田伯山 長野独演会全席指定 ¥3800 長野市善光寺門前・北野文芸座出演 神田伯山 ほか 1月9日 発売開始 18(火)18:45 扇々喬々~喬太郎・扇辰二人会全席指定 1階¥4000 2階¥3500 名古屋 大須演芸場出演 入船亭扇辰 柳家喬太郎 (…

【2023年 MUGEプランニング公演一覧】~1月・2月・3月

【1月】 8(日)14:00 玉川太福 大須独演會全席指定 ¥3500 名古屋市・大須演芸場出演 玉川太福 「浪花節じいさん」(稲田和浩作)「太閤記・長短槍合戦」 ゲスト 春風亭かけ橋 14(土)14:00 ヤバすぎ新作6~馬るこ・羽光 二人会1階指定 ¥3300 2階指定¥3…

【『なじみ』になって下さった師匠】~雲助たっぷり・五街道雲助独演会

「吉原では、初めての客を初会 と言って、遊女は会うだけ。次に同じ遊女を指名することは裏を返す といい、三度目に行ってようやく なじみ となります。この独演会も今回が三回目でようやく なじみ となりました。これでお客様との縁もつながったのでこれか…

【メンタル最強男の競演】~春風亭かけ橋・桂雪鹿二人会

東西若手交流企画を本格的に始めるにあたり、人選には悩みました。実力があっても知名度がないとお客様が聴いて下さらない。でも人気先行型では内容が伴わない・・・そんな思いが脳裏を駆け巡る中、この二人のチョイスが最善だと判断、その選択がお客様に受…

「小文吾の意地」~東西四派若手競演 雑感

満足感?充足感??達成感???収支を全く考えない無謀な企画、若手競演が終わりました。1階131のキャパに一週間前の予約が三分の一。予想されていたこととはいえ、四人のモチベーションにかかわるから何とかもう少し動員しなければ…そう考え、ラストスパー…

「マサカリ村田」の思い出

60年間生きてきて、夢中になったものが三つあった。最初はロッテオリオンズ。そしてプロレス。そして落語。 三つに共通することがある。40年前は確実に「少数派」だったこと。 昭和の時代からずっと、世間から「八百長」呼ばわりされていたプロレスというジ…

猪木さん~2

ある方に、10月のお通夜に出席する話を頂きました。関係者のみしか参列できないお通夜に、とてもありがたい話でした。でも、その日の3日前に、お断りの連絡を入れました。自分が猪木さんを師と崇め、生活の全てがアントニオ猪木を中心に回っていた期間は、中…

「ショーリショー4」雑感

いろんなことがあった10月の最後の日曜日に、人間国宝と爆笑王は今日も仲睦まじく、タクシーで演芸場にやってきました。楽屋に入ってすぐ、松鯉先生は喫煙所でうまそうに煙草を一服。鯉昇師匠は、舞台の上でチラシの挟み込みをしている私のところへ歩み寄っ…

【猪木さん】~その1

猪木さん。ニュースとかで普通に言う時は「い」が高くて、「のきさん」が低い呼び方。前に「アントニオ」をつけた時の呼び方もこっち。でもその他に、レスラーや関係者の間で普通に使われていた呼び方があった。「い」が低くて「のきさん」が高い。こう呼ん…

円楽師匠(後)~わずか半日で悲劇は免れた~

平成26年2月23日。立ち上げから11年後のこの日、当初の目標だった円楽師匠をお呼びすることができました。念願がかない、近隣で開催された公演の際、ご挨拶をさせていただいた時、楽屋に入るなりの第一声を私は今でも覚えています。 「おー、親不孝!じゃな…

円楽師匠 (前)

その日、私は東京にいました。 二つ目の頃から応援している小辰改め扇橋師匠のお披露目公演を聴きに、鈴本にいました。ボリューム満点の番組で、かなり笑い疲れて中入り休憩。師匠が亡くなったのが19:01というので、中入り直後だったのでしょう。私にとって…

【笑福亭松喬 還暦+1落語会3days 千穐楽】~東西名人共演の夜~

「MUGEプランニングさんは、ロッテファンなんですか?」 今から8年9ヶ月前の平成26年初頭、その頃岐阜に本当の落語を根付かせたいとの思いで(結局根付くことなく終わりましたが)赤字覚悟で開催していた新春落語始~ぎふ名人会に関西から始めてお呼びし…

【笑福亭松喬 還暦+1落語会3days 2日目】~意外な初遭遇~

「兼好さん、初めてなんですよ。楽しみだなあ。人気あるんでしょ」10/10のお相手に兼好師匠をお願いしたと話した時、松喬師匠はそうおっしゃいました。東西の人気者同士、どこかで共演されたことは当然あるんだろうと思っていたけれど、意外なことに初めての…

【笑福亭松喬 還暦+1落語会3days 初日】~一年前の約束~

昨年9月、パリーグの優勝争いを演じていた2チーム。優勝したオリックスの熱狂的なファンが松喬師匠で、惜しくも2位になった熱狂的なファンが私。ふたりで京セラドームに野球を見に行った時、入場前のイオンのフードコートで食事をしたその時に、師匠に持ち掛…

【ノスタルジーに誘われて】~9/25オースのジョー12 雑感

年に二回、大須演芸場でオースのジョーは開催しています。すっかり安定の公演となりました。コロナが一段落し、名古屋の落語公演も急に増えだした中で、菊之丞師匠も引っ張りだこ。名古屋も半年で4回、それもすべて違う主催者ということからしても、師匠の人…

【師匠の果たせなかった夢は、獅鉄がかなえる】~夢丸・獅鉄二人会

「愛して2・夢丸、獅鉄二人会」終演しました。この会の趣旨は、名古屋の地に骨を埋める覚悟を決めた若者を、東海落語界の先頭に立っていけるよう応援することです。だからと言って、会のクオリティーを下げるのはお客さまにも失礼に当たります。そこで、獅鉄…

【扇橋師匠に目指してほしいもの】~辰のオトシゴ FINAL

人間には、一年に一度その日が来ると必ず思い出す日が何日かあると思います。例えば私でいうと、家族の誕生日や特別な出来事があった日。6/26は猪木vsアリの試合の日とか。その中で妻の亡くなったお父様の誕生日が9月10日で、私の父の誕生日が9月11日と、…

無駄ではなかった修行期間~文治・小痴楽二人会 雑感

落語公演を開く時どんな視点で開いているか。私は「必要性」があるかどうかで判断します。もちろん落語プロデュースで生計を立てている以上、利益を出さなければいけないけれど、ただ人気がある方だから二人会をやればいいや、という視点では私は会を開きた…