MUGEプランニングのたまさかブログ

東海・中部地区で落語公演を開催しているオフィスのブログ

2024-01-01から1年間の記事一覧

「本寸法の底力」~オースのジョー15 雑感

「多様性の時代」そう言われて久しい。「男は男らしく、女は女らしく」なんて言葉はとっくに死語。男同士、女同士の結婚も国で認めるようになって、まさに多様性。伝統芸能の最たるものであるはずの歌舞伎も、若者に目を向けてもらうために様々な方向性を模…

【そうなったら、断ります】~雲助たっぷり(4/28)

世間がGWに入る最初の日、4/28は大須演芸場で雲助師匠の独演会。いつもように雲助師匠が楽屋に入ると、先に入っていた花丸師匠が深々とご挨拶。今回の助演をお願いした時からずっと恐縮しまくっていた花丸師匠。その硬いままの雰囲気を和らげようと、雲助…

桂米紫噺家生活30周年記念公演~二刀流~

桂米紫噺家生活30周年の会を大須演芸場でやろうと決めたのは、1年前の3月でした。桂米紫という、上方の落語家さんの中でかなり上位のクオリティーを持ちながら、また積極的にいろんな場所に出向きながら、その割に名古屋をはじめとした東海地方に知名度が浸…

【8/3(土)13:30神田松鯉・伯山親子会~→4/30発売開始】

毎年恒例、岐阜での松鯉・伯山親子会。今年はJR岐阜駅隣接じゅうろくプラザです。年々チケット入手が困難になっている伯山先生の公演ですが、いつものことながら転売を最大限に防ぐため、ネット販売は行ないません。「不便だ」「時代遅れ」「PAYも使え…

【4/16 扇々喬々7・雑感】~江戸のまんまを、名古屋で~

喬太郎師匠は、とにかく多忙です。基本的に、学校寄席でも地方の会でも、呼ばれればギャラに関係なく駆けつけるのがスタンスで、それは今でもあまり変わりません。名古屋では私が公演を行なうようになった15年前にはすでに定期的にお呼びしていた席亭さんが2…

【野暮を承知のご挨拶】~4/13 神田伯山長野独演会 雑感~

この日を前に、私が心に決めていたことがありました。ここのところの独演会で、伯山先生が気になされていること、それは携帯。今までも細心の注意を払い、お客様にかげマイクでしつこいほどに放送をしてもなお、鳴っていたことで、伯山先生の演目に支障が出…

【碓氷峠の思い出】~3/24鉄道落語会雑感~

田舎は、長野県。それも国鉄の駅ではなく。長野電鉄の終着駅。湯治に来るのはいいかもしれないけれど、その頃の東京なんて夢のまた夢。そんな僻地に住んでいたのに、わずか13歳で東京に行く羽目に。今では考えられない環境の寮で、中学高校を過ごした。 一年…

【ぼんぼりとゆかいな仲間たち】~3/17長野 桃月庵白酒独演会~

白酒師匠は、二つ目時代の喜助の頃からよくお呼びしました。人当たりの良い本当に人格者で、師匠である雲助師匠の一番弟子として、のびのび育てられた感じが窺えました。お弟子さんは4人で、3人はもう二つ目、唯一前座として残っているのが地元、長野市出身…

3/10【ひとつずつ違い】~源太・天吾・喬路三人会 雑感

光陰矢の如し。私が学生落語に関わり始めたのはもう15年前。それから数多くの学生が社会に巣立ち、何十人かの学生が噺家の道を選んだ。その中の何人かは私に落語家になりたいと相談に来ました。「師匠は誰でもいいので落語家になりたい」と言ってきた者もい…

【たぶん赤字だと思いますが・・】2/25東西四派若手競演雑感

今年も、ムゲプラ友の会に80名様、会員になって頂きました。名古屋の公演、愛知県下、また岐阜まで入れると相当数の公演がひしめく中、我々のような小さなオフィスは時に、ほかには絶対にない組み合わせの会を主催します。今回の東西四派がまさにそれ。これ…

【アニさん達への鎮魂歌】~2/12 扇遊・鯉昇二人会 その1

親しくさせて頂いている先輩席亭と電話で話す。「ここんとこ、大御所の人気が上がっている感じしない?前売り券の伸びが、その年代に限って凄くてさ」おっしゃる通り、今回の扇遊鯉昇二人会は、前の二回よりチケットが伸びていた。鯉昇師匠に人気があるのは…

【崎陽軒のシューマイ】~2/10 玉川太福松本独演会

「2/10は鈴をよろしくお願いします。これ、つまらないものですけど」1月8日、大須演芸場の楽屋でみね子先生にいきなり崎陽軒のシューマイを戴く。言うまでもなく、松本の鈴さんの件。ご自分の激動の半生の中で、絶対ありえないと思っていたという弟子入り志…

「そういえば松之丞さんもそうだった」~2/4 神田松麻呂独演会

11年前の2013年7月、今を時めく桂宮治、神田伯山(松之丞)のお二人を招き長野・岐阜の二ヶ所で落語会を開きました。長野は松之丞さんはゲスト枠で山田真龍軒。そのまま車で岐阜に移動して、岐阜のお寺で2席ずつのたっぷりな会。 宮治さんの芸はあまり覚えて…

「いつもそこにいた人」~扇橋報告FINAL

入船亭小辰、そして真打昇進、襲名して扇橋。彼の落語に衝撃を受けた5年ほど前から、ずっと会を開いてきました。二つ目時代は龍玉・馬るこ・喬介・文菊・宮治。昇進後は一之輔・扇遊・駒治。先輩に胸を借りるというコンセプトも今回が最後。次回は後輩 朝枝…

ムゲプラ いち推しの女流~林家きよ彦独演会

「今度うちの直営で、鶴舞にレストランができるんだ。その定休日とかに、落語をやったりすることはできないかな。貸館とかでもいいんだけどね」 親しくさせていただいている会社の社長さまからお話を頂いたのが一昨年。そのレストランがオープンし落ち着いた…

ムゲプラ4月公演3連発その2~「桂米紫噺家生活30周年記念 大須公演」

毎年秋、若手落語家がこぞってエントリーし、桂二葉さんの「じじいども、見たか!」の発言などで注目を集めているNHK新人落語大賞。その14回優勝者が、芸歴30年を迎え大須演芸場で江戸の噺家さんとコラボします。その噺家の名は桂米紫。 今から25年前の19…

ムゲプラ4月公演3連発その1~「扇々喬々」

新年度早々、MUGEプランニングでは見逃せない公演が3つ。ひとつめは毎年おなじみ、扇辰、喬太郎のおふたりが2席ずつ演じる扇々喬々。あっという間に7回目です。喬太郎師匠は名古屋では絶大な人気を誇ります。一年に、たぶん10回は来ている感じながら、M…

「便りがないのがいい便り?」~玉川太福大須独演會~

MUGEプランニング正月最初の公演は、ここ数年玉川太福大須独演會となっています。柳家小せん師匠が浪曲に挑戦、また坂本頼光さんの活弁、かけ橋さんの落語など、ゲストも多彩なこの会、今回のゲストは田辺いちかさんでした。 その日のうちに旧ツィッター…

名古屋で上方落語を盛り上げたい想い

改めまして新年あけましておめでとうございます。今年1年、またよろしくお願い致します。 ここのところ、上方落語の面白さを最認識しています。上方落語は関西弁です。この関西弁について、プロの方がわずかな言葉のイントネーションが京都の言葉と大阪と神…

新年のご挨拶&友の会 会員募集

あけましておめでとうございます。MUGEプランニング公演に平素よりお越し頂きありがとうございます。今年も皆様にウチだけの個性あふれる企画の公演をお届けしようと思っています。どうかよろしくお願いします。 今年は元旦から北陸地方を大地震が襲い、…