MUGEプランニングのたまさかブログ

東海・中部地区で落語公演を開催しているオフィスのブログ

【怒涛の5月~番外編 ロッテを愛する落語会】~レジェンドはいつまでも、まぶしかった~

私の人生で、最も多くの時間を割いたのは、昭和43年の東京から、45年のロッテ、そして千葉ロッテ。言い換えればオリオンズからマリーンズ。あの客の入らない汚い川崎球場が、私の青春時代を彩った。そして、それに少しだけ遅れて落語が私の人生の友となる。その二つをジョイントさせ、会を主催することができたらどんなに幸せな事だろう。

そんな夢が、やっとかなう日が来ました。5/18木曜。場所は東京都墨田区の両国亭。
たぶんまだ誰もやったことがない、前人未到の?「ロッテを愛する落語会」。

旧知の応援団の方、のちに球団職員となるYさんの全面協力で得津さん、水上さんのお二人をお招きし、落語家さんはロッテファン歴30年以上、瀧川鯉朝師匠と三笑亭夢丸師匠、そして最近ファンをカミングアウトした上方の林家花丸師匠のお三方。
申し分のないメンバーをそろえ、私のテンション上がりっぱなし。お客様も40人以上詰めかけて下さり、さながらロッテ内野席の同窓会のよう。旧応援団の副団長も車いす姿でも駆けつけて控室で旧交を温める、何から何まで涙腺が緩むこの企画。
白いボールのファンタジー」(パリーグ応援歌)の最後に、私がくっつけた

「エッキサイティングリィーグ、パッ!
の声とともに、会はスタートしていきました。

引退試合」夢丸
「置泥」鯉朝
「時うどん」花丸~中入り~
スペシャトークショー」得津高宏&水上善雄

もうね、何もかも素敵だったんですよ。得津さんが帰り「楽しかった!ありがとう!」
って言ってくれたことも、水上さんがわざわざ来場者の方にプレゼント持ってきて下さったことも、三人の噺家さんが緊張しながら高座を務め、トークショーの時には最前列にファンの顔になって座ってさあ。得津さんの喋りは止まらないし、水上さんが制するのがまた面白い。時間はどんどん押していくし、それでもあそこに集まったファンの全てが嬉しそうな顔をして帰っていく。1回限りだと思っていたけれど、もう一回、やりたいなあと思ってしまったのです。

落語会の開催はもう、何百回もやって来たけど、こんなに楽しかったことはありません。あとは、ロッテが日本一になってくれることだけが望みです!
得津さん、水上さん、Yさん、落語家のお三方、そして詰めかけてくれたロッテファンのみなさん、本当にありがとうございました!ほんとに、ホントに幸せでした!