MUGEプランニングのたまさかブログ

東海・中部地区で落語公演を開催しているオフィスのブログ

【怒涛の5月その1】~オースのジョー13

落語を好きになり、寄席に通いだした大学時代だから、今からもう40年も前。
その頃好きだった志ん朝、小さんのトリの時、ヒザに上がっていた三味線漫談の女の人があまりにきれいだったことがおぼろげな記憶としてあった。

その後、田舎に帰って家業を継いだころ、時々足を運んだ寄席でも、さらに美しくなってその人は三味線を弾いていた。背が高く、すらっとしているのに名前は小円歌。
「(年齢が)けぇっこういっちゃんてんですよねぇ~~」が決まり文句。
そんな歴史があるもんだから、あの方が協会理事になったこともあって声をかけることすらはばかられたのだが、今回菊之丞師匠のご指名でオースのジョー13回目にして、初めてお呼びした三遊亭小円歌師匠。じゃなくてもう、大名跡をお継ぎになった立花家橘之助師匠。そでで仕事をしていても、そわそわして落ち着かない。まして最後の伊勢音頭のCDを指示されたタイミングでかけなければならないお仕事を任されて、入りたての前座のようにあたふたする私。申し訳ないけれど、この日の私はかなりテンパっていました。

菊之丞師匠、引き合わせて頂きありがとうございました。

「道具や」左ん坊
船徳」菊之丞~中入り
「浮世節」~踊り(伊勢音頭)橘之助
茶の湯」菊之丞