MUGEプランニングのたまさかブログ

東海・中部地区で落語公演を開催しているオフィスのブログ

第1回「扇橋報告」、初めてのゲストは「先輩の川上さん」。

学生時代の思い出を語る時、記憶に残っているのはたいてい高校か大学時代。
ある程度人間形成ができつつある時期だからなのか。
喬太郎師匠も、志らく師匠も、昇太師匠も、あの時代をよく語っている。

10代入船亭扇橋師匠の母校は日本大学芸術学部
「ニチゲイ」と称され、爆笑問題志らく師匠、高田文夫先生もOB。
その大学で「オチケン」に入った彼は、ほどなくして部室に入ってくる元「川上さん」の朝佐久さんと出会います。そしてその影響かどうか、卒業後しばらくして同じ落語協会に入門、芸の上でのライバル、となるのです。

「川上先輩」は二つ目になって、「一之輔」と名を変え、数々の賞を総なめにして売れっ子への道を駆け上がり、2012年に抜擢で単独真打に。7年遅れて入門した彼は、じっくりじっくり芸を磨き、昨年満を持して真打に。

そんな関係の二人が、2月22日に大須で共演します。一之輔師匠はゲストではありますが、中入り後にお二人の思い出トークを行ないます。一之輔師匠が落語以外にトークを行なうことはほとんどないので、この時間はファンにとっては大変貴重なものとなるでしょう。

2月22日 18:45、大須演芸場

水曜日の夜ではありますが、翌日は祝日。あまり夜を気にすることもありません。
ニチゲイの先輩後輩のからみが、大須演芸場で繰り広げられる。
ぜひみなさま、足をお運びください。

前座は、まもなく二つ目となる、鈴々舎美馬さんです。