MUGEプランニングのたまさかブログ

東海・中部地区で落語公演を開催しているオフィスのブログ

「名古屋らくご兼宮会FINAL」~広島カープか西武ライオンズ~

令和5年3月16日、名古屋らくご兼宮会FINAL。
平日ながら、お客様ほぼ満員。会のクオリティーは相変わらず高く。
お客様の笑い声が絶えまなく続き、最後は手締め、さほどしんみりすることもなく、会は終演となりました。でもアンケートには、何通もおなじ文言が。

「なんでやめちゃうのですか?楽しみにしていたんです!」
「またいつか、復活公演お願いします!」

残念ながら、その声には応えられそうもありません。
笑点メンバーになって一年、宮治師匠には会の継続は早くからお願いしていました。
しかしながら、笑点メンバーになったということは、一般社会への露出度において他の落語家さんよりも一段階上に行ったということ。他の笑点メンバーと同列に扱わなければならないということなのです。いくら二つ目なりたての頃からお呼びしていたとしても、もうそれは過去のこと。今回の公演も、無理を承知でお別れの場を作っていただいたのです。引き受けて下さった兼好師匠も宮治師匠にも、メチャ感謝です。

これから、宮治師匠は他の笑点メンバーとの会や、独演会が多くなっておきます。
そして、それを開催するのは、自治体、あるいは新聞社などの主催の大きなホールになっていくはず。だからお客様には、聴けなくなることはないですよと言っておきたい。
いつでもどこでも聴くことができます。ただ、うちではないということだけ。

うちはまた、これからの落語界を担っていく原石を見つけ、皆さんにご紹介していきます。それでまた、その方に人気が出ればもっと先のステップへと進んでいく。
言ってみればMUGEプランニングは、落語界の広島や西武なのかも。早くから原石を見つけて育て、他球団に巣立っていく。広島でいえば川口・江藤・金本・鈴木誠也、西武でいえば、松坂・岸・浅村・森・そしてたぶん、山川。
でも広島も西武も、一流を見出すその眼力は評価されています。
MUGEプランニングも、そんな落語オフィスでいたいですね。

最後になりましたが、宮治師匠、忙しすぎるのかすごく疲れているように見えました。
兼好師匠は「花粉症みたい」とおっしゃっていましたが、メンバーになってまだ日が浅いようで一番疲れがたまるころ。どうか体に気をつけ、もっともっとビッグになってください。応援しています。今まで本当に、ありがとうございました。

「転失気」けろよん
「たかちね」宮治
雛鍔」兼好 ~中入り~
「紙入れ」兼好
「蛙茶番」宮治