2/13大須演芸場、ユメユメコラボ、何とか開催することができました。
このシリーズを継続する時にいちばん考えるのはコラボの内容とアキットの相方です。
特に会場が大須演芸場で、備え付けがある状況、古典落語も達者で落語家さんで太鼓の技術がしっかりしている方となれば、誰よりも適任は柳家小せん師匠。
学生時代は吹奏楽部、その美声は落語界で間違いなく三本の指に入るほど、そして昭和歌謡落語「ガーコン」の現代の唯一の使い手。自信をもってお送りしたプログラム。
アキットは自分の太鼓の出来に不満足だったようですが、大太鼓でそのアキットを補佐して形に持っていって、お客様の拍手を頂けたのは小せん師匠の腕があってこそ。
それでも偉ぶることなく、ツイッターではこの日の感想をこのように述べていらっしゃいました。
アキット兄さんのお客様は楽しみ上手。
あたたかく迎えていただき、感謝の限りです。
「アキット あにさん」。
自分のほうが一回りも年上で、落語家になって25年も経つから、小せん師匠のほうがあにさんじゃないのか、と普通は考えます。でも師匠はアキットのプロフィールを見て、4歳からマジックをやっていると認識し、舞台での年数は自分より先輩という判断をしました。加えて、アキットの舞台裏での仕込みの凄さにいたく感心されていました。
「自分はぱっときて、すっと落語をやって帰るだけ。それに比べてアキットあにさんは、自分の世界をお客様に理解していただくのにどれだけご苦労をなさっているのかとただただ、凄いなあと思いました」
小せん師匠、ありがとうございました。
アキットファンは、師匠の昭和歌謡落語に、度肝を抜かれていらっしゃいましたよ。
「酒の粕」篭二 「やかん」小せん
「不思議ステージ」アキット
「夢コラボ」アキット&小せん
「ガーコン」小せん