MUGEプランニングのたまさかブログ

東海・中部地区で落語公演を開催しているオフィスのブログ

新年初公演、太福と頼光の底力。

新春の一発目、MUGEプランニングの公演はここ数年、太福さんで始まっています。
6年前に、浪曲の常識を打破した若手がいると聞いてオファーして、その人間性とバイタリティーに感服して定期的な会をお願いした経緯があります。その期待通り、一年一年人気がじわじわ上がり、今回は大須演芸場1階席をほぼ埋め尽くすお客様。
ゲストの頼光さんとも家が近くて同い年、気を遣わずにできたのではないでしょうか。

「オープニングトーク」  太福・頼光

「地べたの二人~おかずの初日」
「悲しみは埼玉に向けて」太福

「海の水はなぜからい」
雷電為右衛門  涙の土俵入り」頼光

中村仲蔵」太福

個人的な意見ですが、太福さんはスタンダップの芸人さんがゲストまたは相方の二人会のほうが映えるような気がします。今回も古典・新作両方のクオリティーの高いものを見せて頂きました。頼光さんも、助演にふさわしい大活躍を見せてくれました。
この先彼は間違いなく浪曲をアレンジし、今の若者にも理解ができる娯楽に昇華させていくのだろうと思います。そうなってもらわなければ浪曲の将来にかかわります。
太福さん、頼光さん、みね子先生、ありがとうございました!

次回は7/9.10の二日間の続き読み(唸り?)「青龍刀権次」です。お楽しみに‼

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