MUGEプランニングのたまさかブログ

東海・中部地区で落語公演を開催しているオフィスのブログ

エリートと雑草・名古屋で激突。【らくご源獅人】源太/獅鉄二人会

今をときめく人気落語家も、前座の時代はありました。
そして当然、初めから人気があったわけではありません。
それぞれに苦労があり、そして一歩一歩の歩みがあった。
その結果、今の栄光があるのです。

源太と獅鉄。落語家としてはまだひよっこと言っていいこの二人にも、過去は当然ありました。そして、学生落語というジャンルがもし存在するならば、この二人はまさに対極に位置する存在でした。

源太は、岐阜で行われた学生落語選手権、策伝大賞の優勝者です。
しかもその栄冠を手にしたのは2年生の時。落語を始めて実質二年足らずで全国の頂点に立つ。いかに彼の落語が凄かったか、私は目の前でその高座を見ていましたから言えます。もう18回を数えるこの大会で、終わった後に「絶対優勝はこいつだ!」と思ったのは二回だけ。第9回の道楽亭海人と、第14回の四笑亭笑ん太(源太)だけでした。
その後彼は、桂雀太師匠のもとに飛び込み、明るいキャラクターと流れるような高座で若手の中心的存在になりました。昨年ひとりだちしてからの活躍も目覚ましく、すでに多くのファンを獲得しています。

対する獅鉄。彼は愛知県の某大学の落研、ではありましたが、在学中ほとんど彼が落語をやっていた記憶はありません。縁あって知り合いになった落研の女の子の付き添いとして来ていて、話の調子を合わせるのが得意な、はっきり言えば印象に残っていない学生でした。何かの大会に出て好成績を収めたことがあるわけでもない彼は、当然卒業後に趣味であった鉄道の会社に就職したのです。

それが突然会社を辞め、落語家になった、しかもそれが江戸でもなく上方でもない、名古屋の獅篭さんに入門したと聞いたときには腰を抜かすほど驚いたものでした。

でも、二人は「かなぐり捨ててきた二人」なのです。
源太は、学生時代の栄光をかなぐり捨てた。
獅鉄は、安定した「鉄道マン」としての生活をかなぐり捨てた。
そしてエリートと雑草は、それぞれかなぐり捨てたものを置いて、先に進もうとしています。大昔の原始人が生きていくために狩猟をし、火をおこし始めたのと同じようにここ名古屋から二人は這い上がっていく。そんな二人の「源獅人」を応援する企画、それが「らくご源獅人」です。6月12日土曜日、名古屋駅から徒歩で行ける円頓寺商店街の中ほどにある、円頓寺レピリエでお待ちいたしております。

令和3年 6月12日(土)14:00開演(13:30開場)
「らくご源獅人」~源太・獅鉄二人会
名古屋・円頓寺商店街近く 円頓寺レピリエ
出演 桂源太(上方落語協会) 登龍亭獅鉄(名古屋)各2席 トーク
木戸銭 ¥2,000(前売・当日共)※未就学児の入場は不可
チケットお求めは 下記まで。
09041533562 (携帯) mugeplan29@au.com(メール)

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