3/19日曜、この日は大須でダブルヘッダーでした。一日に2公演行なったことは過去にもあったのですが、昼と夜の開催でした。ただ、日曜日の夜公演は翌日が平日ということもあって、あまり客足が伸びない・・・という常識があったため、今回は演芸場の定席が行…
令和5年3月16日、名古屋らくご兼宮会FINAL。平日ながら、お客様ほぼ満員。会のクオリティーは相変わらず高く。お客様の笑い声が絶えまなく続き、最後は手締め、さほどしんみりすることもなく、会は終演となりました。でもアンケートには、何通もおなじ…
一ヶ月ほど前、BSフジのZabuー1グランプリという番組を見た。ブロック別の4人ずつ、計8人の若手落語家が、ライブハウスで若い女性(ちょっとだけ男性)客のみなさんの前で若い人に受ける落語を披露。審査員はそのお客さんたち。スマホで投票して優勝者…
前年9月、宮治師匠ゲストで大団円を迎えた小辰を熱くする会「辰のオトシゴ」。今回から真打扇橋を応援する会「扇橋報告」になりました。その第1回目のゲストは春風亭一之輔師匠。7年後輩ながら学生時代からお付き合いがあったということで、その頃のエピソ…
3年前から、新作だけの会を始めました。タイトルは、「ヤバすぎ新作」。もちろん、高杉晋作に引っ掛けたおちゃらけタイトルだけど、その意味が分からないままチケットをメールで申し込まれたお客様がいました。 「1月14日の『ヤバすぎる新作』、2枚お願いし…
令和5年の年が明けてあっという間にひと月半。公演もいくつか終わっているのに、ブログの筆が進まない。と言っても、さぼっていたわけではなく、確定申告の時期となり、会計士さんとの打ち合わせの中でアドバイス」を頂いたため、今年の公演をいくつか見直す…
一晩経っても、まだ充実感が続いている。日頃からいつも言っている、1+1が5にも10にもなる組み合わせ、それが現実となった日。そんな雰囲気がお客様に伝わったのか、会場は超満員で熱気がむんむん。 会うのも初めて、というお二人ということで、かたさをほぐ…
前回初めてこの会を企画した時に、お客様から「珍しい組み合わせだね」と言われました。そのお客様はそんなにお詳しい方ではなかったので、落語協会のベテランの方と芸術協会の爆笑王の組み合わせを、意外に映ったんだと思います。実際それまで扇遊師匠は、…
学生時代の思い出を語る時、記憶に残っているのはたいてい高校か大学時代。ある程度人間形成ができつつある時期だからなのか。喬太郎師匠も、志らく師匠も、昇太師匠も、あの時代をよく語っている。 10代入船亭扇橋師匠の母校は日本大学芸術学部。「ニチゲイ…
あけましておめでとうございます。平素よりMUGEプランニングの公演をご愛顧いただきありがとうございます。本年もしっかりしたコンセプトの公演を企画し、大須演芸場、また円頓寺レピリエほかで開催していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願い申し…
今年ももうまもなく暮れようとしています。今年ほど、お世話になった方、身内、人生に影響のあった方が亡くなってしまった年は他にありませんでした。 特に下半期、9月1日に母が、9月30日に円楽師匠が、10月1日に猪木さんが亡くなられ、自分の身辺もいろいろ…
「笑福亭由瓶・三遊亭兼好」。「笑福亭松喬・入船亭扇辰」。「笑福亭松喬・柳家喬太郎」。昨年は名古屋で、東西の二人会を何回か行ないました。若手も含めると、その倍以上は開催しました。「二人会は、組み合わせによって1+1が、2.3だけじゃなく5にも10にも…
令和4年の最終公演が終わりました。 円頓寺レピリエ、キャパがマックス25人。寒さで凍えそうな土日。あたりまえのことですが、黒字になるはずのない公演です。でも、東海地区に根を下ろしてはや15年、私どもが公演をして生計を立てていられるのはこの地のお…
ロッテ球団のファンになって50年以上になります。今回、縁あってロッテオリオンズの名ショート、水上善雄さんとマリーンズ初期の名セカンド、南渕時高さんのお二人をお招きして名古屋でトークショーを行なうことになりました。 日時 令和5年 1月22日(日)14…
【4月】 15(土)14:00 神田伯山 長野独演会全席指定 ¥3800 長野市善光寺門前・北野文芸座出演 神田伯山 ほか 1月9日 発売開始 18(火)18:45 扇々喬々~喬太郎・扇辰二人会全席指定 1階¥4000 2階¥3500 名古屋 大須演芸場出演 入船亭扇辰 柳家喬太郎 (…
【1月】 8(日)14:00 玉川太福 大須独演會全席指定 ¥3500 名古屋市・大須演芸場出演 玉川太福 「浪花節じいさん」(稲田和浩作)「太閤記・長短槍合戦」 ゲスト 春風亭かけ橋 14(土)14:00 ヤバすぎ新作6~馬るこ・羽光 二人会1階指定 ¥3300 2階指定¥3…
「吉原では、初めての客を初会 と言って、遊女は会うだけ。次に同じ遊女を指名することは裏を返す といい、三度目に行ってようやく なじみ となります。この独演会も今回が三回目でようやく なじみ となりました。これでお客様との縁もつながったのでこれか…
東西若手交流企画を本格的に始めるにあたり、人選には悩みました。実力があっても知名度がないとお客様が聴いて下さらない。でも人気先行型では内容が伴わない・・・そんな思いが脳裏を駆け巡る中、この二人のチョイスが最善だと判断、その選択がお客様に受…
満足感?充足感??達成感???収支を全く考えない無謀な企画、若手競演が終わりました。1階131のキャパに一週間前の予約が三分の一。予想されていたこととはいえ、四人のモチベーションにかかわるから何とかもう少し動員しなければ…そう考え、ラストスパー…
60年間生きてきて、夢中になったものが三つあった。最初はロッテオリオンズ。そしてプロレス。そして落語。 三つに共通することがある。40年前は確実に「少数派」だったこと。 昭和の時代からずっと、世間から「八百長」呼ばわりされていたプロレスというジ…
ある方に、10月のお通夜に出席する話を頂きました。関係者のみしか参列できないお通夜に、とてもありがたい話でした。でも、その日の3日前に、お断りの連絡を入れました。自分が猪木さんを師と崇め、生活の全てがアントニオ猪木を中心に回っていた期間は、中…
いろんなことがあった10月の最後の日曜日に、人間国宝と爆笑王は今日も仲睦まじく、タクシーで演芸場にやってきました。楽屋に入ってすぐ、松鯉先生は喫煙所でうまそうに煙草を一服。鯉昇師匠は、舞台の上でチラシの挟み込みをしている私のところへ歩み寄っ…
猪木さん。ニュースとかで普通に言う時は「い」が高くて、「のきさん」が低い呼び方。前に「アントニオ」をつけた時の呼び方もこっち。でもその他に、レスラーや関係者の間で普通に使われていた呼び方があった。「い」が低くて「のきさん」が高い。こう呼ん…
平成26年2月23日。立ち上げから11年後のこの日、当初の目標だった円楽師匠をお呼びすることができました。念願がかない、近隣で開催された公演の際、ご挨拶をさせていただいた時、楽屋に入るなりの第一声を私は今でも覚えています。 「おー、親不孝!じゃな…
その日、私は東京にいました。 二つ目の頃から応援している小辰改め扇橋師匠のお披露目公演を聴きに、鈴本にいました。ボリューム満点の番組で、かなり笑い疲れて中入り休憩。師匠が亡くなったのが19:01というので、中入り直後だったのでしょう。私にとって…
「MUGEプランニングさんは、ロッテファンなんですか?」 今から8年9ヶ月前の平成26年初頭、その頃岐阜に本当の落語を根付かせたいとの思いで(結局根付くことなく終わりましたが)赤字覚悟で開催していた新春落語始~ぎふ名人会に関西から始めてお呼びし…
「兼好さん、初めてなんですよ。楽しみだなあ。人気あるんでしょ」10/10のお相手に兼好師匠をお願いしたと話した時、松喬師匠はそうおっしゃいました。東西の人気者同士、どこかで共演されたことは当然あるんだろうと思っていたけれど、意外なことに初めての…
昨年9月、パリーグの優勝争いを演じていた2チーム。優勝したオリックスの熱狂的なファンが松喬師匠で、惜しくも2位になった熱狂的なファンが私。ふたりで京セラドームに野球を見に行った時、入場前のイオンのフードコートで食事をしたその時に、師匠に持ち掛…
年に二回、大須演芸場でオースのジョーは開催しています。すっかり安定の公演となりました。コロナが一段落し、名古屋の落語公演も急に増えだした中で、菊之丞師匠も引っ張りだこ。名古屋も半年で4回、それもすべて違う主催者ということからしても、師匠の人…
「愛して2・夢丸、獅鉄二人会」終演しました。この会の趣旨は、名古屋の地に骨を埋める覚悟を決めた若者を、東海落語界の先頭に立っていけるよう応援することです。だからと言って、会のクオリティーを下げるのはお客さまにも失礼に当たります。そこで、獅鉄…