MUGEプランニングのたまさかブログ

東海・中部地区で落語公演を開催しているオフィスのブログ

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

安定の菊之丞。オースのジョーも12回。

毎回毎回、安定の高座を見せて下さっている菊之丞師匠。今回のオースのジョーは、9月25日です。めおと楽団ジキジキさんをゲストにお迎えしての開催となります、ただ今、今回のネタだしを師匠とご相談中ですが、決定しましたらすぐにこのブログにてお伝えいた…

松喬師匠の凄さを、名古屋のファンが認めた日~松喬扇辰二人会

昨年に引き続きの、松喬扇辰二人会。事前のチケットは伸び悩んでいました。同日に、西文化で市馬独演会がかぶっていて、名古屋のファンが割れるのは覚悟。でもどうしても江戸に比べて観客動員が芳しくない上方落語をそれを承知で名古屋のファンに提供しよう…

「愛して2!」夢丸・獅鉄の会

名古屋の落語家がほぼ小福師匠一人だったころ、大須演芸場は老朽化して閑古鳥がないてました。獅篭さん幸福さんが来ても飛躍的に観客動員は伸びず、名古屋雷門も演芸場もなくなってしまうのか、そんな瀬戸際に、今の演芸場存続に立ち上がった方々。そのご尽…

「はしごしました」~由瓶・兼好二人会が終わって思うこと

東海地方に移住してきた今から15年ぐらい前は、一部の笑点メンバーなど大御所の会以外は、落語会の数はそんなに多くありませんでした。老舗のプロモーターが三三師匠を売り出そうとして会をなさっていたことがとても新鮮に思えたほどでした。 あれからすぐ、…

入船亭小辰、最後の大須演芸場。【残券 些少】

いよいよ真打昇進まで1ケ月となりました。懇意にしている扇辰師匠の下に弟子が入ったと聞き、その方から「今度の弟子は達人だよ」と言われたのでどんな経歴なんだと驚いたのが昨日のことのように思い出されます。(前座名は辰じん) あれからはや14年。真打…

21年前と同じ匂い・たたずまい。春風亭朝枝、名古屋で跳ねる。

平成11年、私の故郷の長野県であるひとりの二つ目さんの落語を聴きました。まだ二つ目になって2年、26歳の若さにもかかわらず、しっかりした口調で将来の飛躍を感じさせたあの落語家。あれから21年、令和4年6月12日、あの時の印象と同じ、しっかりした口調…

【足掛け18年の歴史に幕。さようなら郡上寄席。】

郡上おどりで有名な郡上八幡のお寺で「大寄席」としてあの永六輔さんのプロデュースで昭和50年から32回の長きにわたり開催された「郡上大寄席」。第一回は永六輔、小沢昭一、桂米朝、柳家小三治、入船亭扇橋といういずれ劣らぬビッグネームの共演で始まりま…